人間中心のマーケティング:
『コトラーのマーケティング3.0』
Web 2.0以後、○○2.0という言い方がそこら中に溢れている。 2.0とつければ何でも新しく見えるということなのだろうが、マーケティング の世界では、2.0なんて言っていたら逆に古臭い奴だと思われてしまう。 何故なら
Web 2.0以後、○○2.0という言い方がそこら中に溢れている。 2.0とつければ何でも新しく見えるということなのだろうが、マーケティング の世界では、2.0なんて言っていたら逆に古臭い奴だと思われてしまう。 何故なら
2011年5月から半年の間、毎月開催していたソーシャルセンシングラボ。 そこに参加してくれていたメンバーの一人はラボのことを評して、 「個人に立ち戻ることのできた場。 HOW toではなく、WHYについて考えることができ
社会を感じるには、社会とリアルに関わり合うことが必要になる。 これがSocial Sensingの根底にある考え方だ。社会とリアルに関わり合うこ となく、美味しい情報だけもらおうって思っても、そうは問屋がおろさない。 日
東大の大学院には「i.school」と呼ばれるプログラムが存在する。 講座ではない。ワークショップである。 原型はIDEO。 イノベーションの方法論を確立したことで有名な、米国のデザイン会社である。 本書はこのi.sch
「無限定な事件が絶えず起きている複雑な社会の中で、人間 やその組織がどうやって生きつづけていくか、あるいはどう やって発展していくか。こういうことを教えてくれる知を、 私は『生物的な知』と呼びたいわけです」(P.15)
インターネット、特にソーシャルメディアが普及し出してから企業はネット上でつぶやかれていることに神経をとがらせるようになっている。キーワードを設定しておけばソーシャルメディア上でのつぶやきを拾って、解析してくれるようなソリ
ウェブコミュニティをつくって消費者をファン化して、というのはよく聞く話だ。しかし、今の顧客を熱心なファンに育てて得られるものよりも、自社の顧客でない人とどう付き合うかを考えることのほうが大事ではないか。 「弱い紐帯の強さ
Social Sensing Labのメンバーでもある東京大学増田直紀 准教授によるネットワークの科学の啓蒙書である。 Social Sensingを考える上でネットワークの科学の知見は 示唆に富むが、中でも有用なのは、